オーロラは南極と北極においてほぼ対称的に発生する。また完全な極点近傍ではあまり発生せず、緯度が大体65度から80度の、地球の磁極を取り巻くドーナツ状の領域に高頻度で発生する。この領域を「オーロラオーバル(オーロラベルト)」と呼ぶ。
オーロラがこの領域でよく発生するのは、オーロラ発光の原因であるプラズマ粒子がほぼ磁力線に沿って動くという性質を持っていることと関係している。プラズマ粒子がその主要な供給源であるプラズマシートから地球電離層まで磁力線に沿って進入すると、このドーナツ上の領域にたどり着くため、そこでオーロラが発光しやすいのである。
カナダのイエローナイフやアラスカのフェアバンクスがオーロラがよく見られる場所として多くの観光客や写真家が訪れる。南極の昭和基地でもオーロラがよく見られ、観測が行われている。
またオーロラは地球に限らず、これまで火星[1]や木星、土星、天王星、海王星でも観測されていて、大気と固有磁場をもつ惑星の普遍的な現象であると言われている。